曇り予報(雷警報付)だったので気温は35度予報で暑いままですがマグネットクラッチ調整作業に取り掛かりました。
手順は下記の通り
1.ナンバー外して、コンプレッサーのネジ下2本、ベルト張用のネジを外す。
⇒全部外さないとマグネットクラッチを外すための工具が入らない
2.タイヤを外し、インナーカバーを外す
3.コンプレッサー用ベルトを外す
⇒ベルトはヒビ等無かったのですが、比べると明らかに溝が広がっていたのでこれが鳴き(滑り)の原因でしょう。コンプレッサー用のみ交換と言うかこの段階で面倒になってしまいました(爆)
4.マグネットクラッチのセンターネジを外して、調整用スペーサーを1枚外す
⇒センターのクラッチ部分が動作しないようにするのはプーリーホルダーでまかしただけでは空回りしてしまい、締め付け側を90度回転させクラッチに当たる様にして固定させ外せた。
⇒六角はソケットタイプを使うと狭く入らないのでL字の六角レンチを用意しておく、自分はエアコンのネジを全部外して斜めにし、工具を入り易くし作業
⇒1mm厚のスペーサーが2枚入っていたので、1枚抜いて装着。
⇒0.5mm厚を追加購入し装着。
よくよく考えたらシムを1枚抜くだけはダメでしたね、元々クリアランスは1.0mm程度だったので、1.0mmスペーサー抜いたら0.0mmですから!。動作はしていたけど、クリアランス不足で動きは渋かったです。
付いていたシムを測ると内径12.4mm×外径17mm。そんなの見つからないので、「アルミ内径12.5mm×外径18mm×厚0.5mm」を見つけて注文。⇒外径は許容あったので問題無く填まりました。動作もスムーズになりました
5.逆の手順で元に戻す
作業自体は単純なんだけど、暑さと、新調した工具が旨く使えず手間取り、スペーサー外すのに手間取り、コンプレッサーのネジがどうついていたか思い出せず(最終的には作業前の画像で解決)手間取り、そんなこんなで3時間かかってしまいました。
試し乗りした感じでは「生ぬるい風」は出なくなったがキンキンには冷えない。これ改善するにはエキスパンションバルブの交換なのかな?なんか古い設計の車だとあるあるな症状とも聞く、けどS2000やオデッセイはそんな事無いからスズキの古い車だけなのかな?
⇒外気36度以上の天候時、長く乗っていれば循環しながら徐々に冷えては来る。30分近く乗っていれば吹き出し口は十分冷えるかな?
30度程度の気温の時はストレスなく冷えてはくる。
まぁ、古い軽はこの程度だと思って乗れば我慢できるので良しとするかな?
後数万だしてキンキンに冷えるなら出すけど、2桁超えた時点で諦めるかなそこまでの修理費用はかけられない
最初から複数枚薄いシムがついているのならまだしも、分解結果次第で、その場で合うサイズのシムを見つけるのは無理だし、事前用意なんて人柱情報でもない限り無理、あとは付いていたシム厚さ次第でで運を天に任すしかない。
臨時でもクリアランスが足らなくなるなら追加シムが入手できるまでやらない方が良い。2回目外す時、隙間が無くなった影響か固着してしまい、外すの大変でした。勉強になったわ。
工具
12mmレンチ(メガネ、ソケット)
10mmレンチ(ソケット)ナンバー
六角レンチ5.0mm(狭い場所なのでソケット型はNG)
タイヤ外す工具
トルク85n/m
工具やサイズは車によって異なるので車種別で事前確認を怠らない事です。
ベルト
https://5on.org/s2000/blog/archives/1401.html
マグネットクラッチ
https://5on.org/s2000/blog/archives/1311.html
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2025.07.08
ここ数日の暑さでモコのエアコンの冷風出ないタイミングが増してきた。
ので、マグネットクラッチの調整作業をしようかな?と思っていたが37度の予報見て流石に止めた。
で、色々見ていたらエアコンリレーの動作確認もしておいた方が良さそうな動画が上がっていた。⇒リレーは自己診断的には問題無しでした。
最初に確認すべきはリレーなのかな?多分、当初からのエアコンの効きからしてマグネットクラッチ調整は避けられそうには無さそうだけどね。
ベルトも購入済みなのでまとめてやるしか無さそうな?
リレー型番:DENSO 156700-2480 12v
SUZUKI PARTS NO:38860-76F01
⇒リレーもこの際だから新調し付け替えます。
⇒交換しました。工具など使わずゴム付きの作業手袋で引っこ抜けます。
当然元々壊れて無いのだから変化はありません。あくまで予防整備です。